子どもの精神年齢を高めたい
子どもの精神年齢の高低が、中学受験の成否を分ける重要なファクターだとよく言われる。ではどうすれば12歳までに子どもの精神年齢を高めて、受験の運ゲー要素を減らせるのか?あまり考えがまとまっていないけど書いてみたい。
精神年齢に与える環境の影響は大きい
武士の時代だったら10代前半で元服は当たり前だった。農民や商人の子も、小さなころから家の手伝いをして、10代前半で立派な戦力だった。海外も似たような状況だった。昔も5歳や6歳頃までは遊んでいただろうけど、10歳を過ぎても遊んでいられるような環境ではなかった。昔の偉人の伝記を読むと、だいたいが10代前半で頭角を現している。エジソンは12歳で八百屋を経営して親にお金を渡しつつ、列車の売り子をしつつ、勉強と実験に明け暮れていた。
現代社会は、家事が大幅に減って子どもがやる手伝いはほとんどない。勉強もヌルい。公立中への進学は試験も何もないので、どんなに小学校の勉強が出来なくてもそのまま上がれる。中学受験否定派の人は、「15歳は自覚が出て勉強する。12歳はまだ早いし遊びたい盛りだから可哀想」と言うけど、今の社会では高校進学時がモラトリアムの終わりになっているから止むなく勉強するだけで、もし高校まで義務教育化して試験なしに高校生になれるようになったら18歳まで遊び続けて勉強しないでしょう。
現代社会は環境が恵まれすぎていて、社会から隔絶され保護される期間が長いから、子どもの精神的な成熟が遅い。また、地域コミュニティが崩壊し、異年齢の交流が減っているのも、子どもが幼稚なままで居続ける要因になっているだろう。外では幼稚な子ども同士の関係しかなく、家では親が子どもファーストでお世話をするのでは、いつまで経っても幼稚なまま。
幼稚ではない環境を与える
・家の手伝い
料理、買い物など出来ることをやらせる。人の役に立つのは、子どもも嬉く感じるようだ。ただ最近、スーパーのレジがセミセルフレジになって、精算機のタッチパネルに子どもの手が届かない問題が発生するようになった。あれは困りますね。
・疑似商売
お店屋さんイベントみたいなものへの参加。何度か参加したけどこども夢の商店街というイベントが面白い。やったことはないけどフリマへの参加も面白いと思う。リアル店舗の店員体験みたいなものもあったら参加させたい。キッザニアは、ちょっと至れり尽くせり過ぎるかな。就学前だったら良いと思うけど。
・挑戦と挫折
スポーツでも何でも良いけど、本気でなにかに取り組む。達成する喜び、負けたり失敗した時の挫折、そこからまた挑戦していくという経験をさせたい。中学受験自体も、その点で非常に良い挑戦と挫折の経験になる。今の時代は何となく生きていても大人になれるけど、それは本人のためにならないと思う。
・異年齢交流
娘は習い事で空手に通っているのだけど、年上が年下の面倒を見る環境で、有り難いなと思っている。夏合宿もあって、親から離れて子供だけで一泊してくるので良い経験になっている。あとは、自治体やNPOが主催する地域コミュニティに参加して、様々な大人とやり取りしたり。市報で探すと無料や格安のイベントが結構ある。
・一人で行動する機会を増やす
事故や変質者など心配だけど、安全な場所を選びながら子供だけで行動する機会を増やしていく。親がなんでもやってやると、スポイルされてしまう。
・視野を広げる
本や新聞を読むことで、世の中の様々なことを知識として知るのも精神年齢を高めると思う。最近は、読売のこども新聞を一緒に読んだり、日本の歴史の漫画(角川)を買って、内容について話をしたりしている。
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