学習の負荷分散戦略


小4になって入塾して中学受験対策を始める場合の問題点は、子どもの学習負担が一気に跳ね上がること。負荷分散するために、小1から小3である程度の学習を積んでおきたい。子どもの脳の発達度合いや興味の向き具合によると思うけど、小1から小3でやっておきたいのは、

・計算
学校での演習量が少なすぎるので、計算演習を繰り返しておく。かけ算や割り算の筆算だと脳内で繰り上がりのある足し算・引き算を使うし、分数や少数でも脳内で四則計算をすることが求められる。簡単な四則計算は、反射的に答えが出せるようにしておく。出来るなら、小4の入塾までに分数・少数まで終わらせておくと楽だと思う。小4以降は中学受験用の新たな概念を次々に学習して宿題とテストをこなしていかないといけないので、計算はノータッチで済ませられると楽になると思う(漢字もノータッチに出来るとさらに楽)。

公文式だと、スピードと正確性を十分に高めた上で先に進むので、先取りしつつ計算力を高めるには理想的な学習方法だと思う。ただ多くの子は嫌がる。単純な基礎訓練の繰り返しだからつまらない。でもつまらない基礎訓練をやらないと計算は出来るようにならない。親がドリルを買ってやらせてもいいと思うが、先取りは進度管理が結構難しいかもしれない(復習ならドリルで十分)。


・漢字
漢字も学校での演習量がヌルすぎるのと、低学年で習う漢字の数が少なめ(小1が80字、小2が160字、小3・小4が200字、小5・小6が180字くらい)なので、出来る範囲で先取りをして読み書きが出来るようにしておくとあとあと楽だと思う。


・読書
中学受験だと、速く正確に文章を読む能力が必須レベルなので、なるべく読書をしておく。あとまあ、子どもが大きくなってくると親が教えられることが少なくなっていくので、本に教えてもらうようにする。


他に中学受験で要求される能力には、思考力と記述力がある。これはうちは手つかず。早めにやったほうが良いのかもわからない。計算・漢字は発達度合いにあまり関係なく低学年からゴリゴリできるけど、思考や記述は発達度合いと興味を持つかどうかの影響が大きい気がする。計算と漢字は単なる作業だから興味とかあまり関係なくただやればいいのだけど、思考系問題や記述は、本人の興味と意欲がパフォーマンスに大きく影響するので、無理にやらせて嫌いになってほしくない。

・思考力
きらめき算数脳に出てくるような思考系の問題に興味を持つ子なら、ドリルでもりんご塾でも低学年SAPIXでもどんどんやらせれば良いと思うけど、うちの娘はあの手の問題にまったく興味を持たない。どうやって思考力を伸ばそうか悩み中。


・記述力
好き放題に書き散らかすのではなく、作文→推敲→添削のプロセスを繰り返すと記述力が高まる。記述力が高まると、読解力も高まるので是非作文はやらせたいのだけど、娘は特に書くことが好きでないので、これも現状手つかずの状態になっている。




中学受験をせずに高校受験→大学受験をする場合も同じで、学校での学習がヌルすぎて、受験対策を始めてからのギャップが大きい。公立小中から高校受験コースなら、私だったら以下のようにすると思う。

・年長か小学校低学年から公文式で算数を開始。

・小学校中学年か高学年で公文式で英語を開始。

・読書と新聞を読むことは強く推奨。

・漢字が苦手な子は家庭学習で漢字ドリルをコツコツ続ける。本や新聞を読んでいれば勝手に漢字を覚える子は何もしなくてもいいと思う。


公文式の国語をやらないのは、時間・労力のリソースの問題と、同じ時間をかけるなら読書のほうが楽しいと思っているから。ただまあ私自身は公文式の国語をやったことがないので、食わず嫌いなだけかもしれないが・・・3科目を毎日学習していくのはキツイと思うので、優先順位としては算数・英語の下になる。中学受験コースなら、算数が最優先、次が国語、英語は受験が終わってから、でいいと思う。

コメント

このブログの人気の投稿

シン読解力トレーニング案

アルプス子ども会のキャンプに子どもを放り込む

電子レンジでルビーを作る