小2秋算数
小2の算数学習を見ていると、引き算の筆算(連続繰り下がり)で躓いて、算数に苦手意識を持つ子が多い。
そこから九九に入ると、スイスイできるようになって持ち直す。学習に向き合う態度も改善される。九九は単に暗記すればいいし、学校の教え方でも暗記を推奨しているから、皆熱心に暗記する。暗記して、九九を暗唱できるようになれば褒められるし、掛け算の計算問題も簡単に出来るようになって楽しくなってくる。
ただまあ、そのあとの掛け算の筆算になると、また躓くと思う。
算数の計算が苦手な子は、基礎部分の足し算の繰り上がり(例えば7+8=15とか)、引き算の繰り下がり(例えば11-3=8とか)がスッと出てこないので、筆算の処理にワーキングメモリが足りなくなって躓くのだと思う。
足し算や引き算の筆算は、基礎部分の計算は瞬時に出来たうえで、決められた手順を辿らないといけない。掛け算や割り算の筆算も同様。「6+9は、えーと・・・」なんてやっていたら、筆算のどの手順までやっていたのかがワーキングメモリから消えてしまう。
これを解決する第一歩が、基礎部分の足し算の繰り上がり、引き算の繰り下がりの丸暗記。基礎部分の組み合わせ数は大した量ではないので、九九と同様に丸暗記すればいい。九九みたいな語呂はないので、暗記するには基礎計算をひたすら積み上げる。
算数嫌いの子を減らすには、さくらんぼ計算なんて即刻止めて、九九と同レベルで足し算引き算の基礎計算の丸暗記をさせたほうが良いと思う。百マス計算のタイムアタックでもやったらいい。
勉強ができるから、勉強が好きになる。
「勉強が好き→勉強ができる」のケースは稀。そんなヘンタイは滅多にいない。
多くの子は、「勉強ができる→勉強が好き」の順序。好きとまではいかなくても、勉強に得意意識を持てれば、「まあ嫌いじゃない。頑張るかあ」程度にはなる。
だから、勉強に前向きに取り組めるようになるには、勉強ができるようにしてあげればいい。それには、ひたすら演習。義務教育の範囲の内容は、知的能力に問題がなければ、繰り返し演習でどうにでもなる。
「新たなことがわかるようになるのは本来楽しいはずだ。だから勉強は楽しくなければいけない」
こんなのは戯言です。「わかる」と「できる」は違う。繰り返し演習をしないと、理解していてもできるようにはならない。できるようにならないと、☓ばかりもらって楽しくない。
計算や漢字は、単調で面倒な修行なんだけど、そこは頑張ってやらないといけない。大人の仕事だって、やりがいがあって好きな仕事でも、単調で面倒なフェーズは必ずあるし、そこを踏ん張らないとレベルの高いアウトプットは出せない。
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