ボードゲームで遊びながら思考力を鍛える
最近、娘とボードゲームをプレイするのにハマっている。
きっかけは、一橋大学の学園祭に行った際に、「宝石の煌めき(Splendor)」というゲームを、ボードゲームサークルの企画で遊んだこと。娘がパッケージに惹かれてたまたま選んでプレイした(あとから調べて知ったが、初心者向けの名作だった)。
ボードゲームは、人生ゲームやモノポリーなどのスゴロク系しか知らなかったので、こういう風に面白く作れるんだとびっくりした。それと、娘のプレイ中の様子を見ると、脳に負荷がかかっている感じがして、知育面でも効果があるのではないかと思った。
ルール(=他人の作った論理の枠組み)に沿って、順序立てて考えていくことがボードゲームでは要求される。
娘は、幼少時から公文式をやり続けたおかげと、おそらく遺伝の影響で、単純なタスクを高速で処理する能力は高いのだけど、じっくり考えるのが苦手。頭の回転の速さと勘の良さでわかった気になって、順序立てて考えようとしないことがある。教育目線だと、ボードゲームをプレイすることで、じっくり考える能力を遊びながら楽しく鍛えられそうだなと感じる。
あと最近、家での娘との遊びの選択肢が減ってきていて、なにかいいものはないかと探していたので、ボードゲームという未開拓ジャンルを見つけて、(自分が)興奮している。
これまで家にあって、娘とプレイしてきたゲームだと、
・ドブル、ナインタイル
たまにやるがじっくり考えるゲームではない。ちなみに娘はドブルがやたらと強くて、こちらが本気でやっても滅多に勝てない。
・オセロ、マンカラ
普通にプレイするとひたすら私が勝ってしまうので、娘がやりたがらなくなった。これらは手を抜くのが難しい・・・。
・将棋
時間がかかるのと、娘はあまり興味がなさそうで、あまりやっていない。はさみ将棋は、娘との初回プレイで完封してしまって、二度とやらなくなった。
娘は本を読むのに飽きると、「パパー遊んでー」とやってくるのだけど、上のようなゲームを提示してもなかなか乗ってこなくて最近は困っていた。
現時点で家にあるボードゲーム
冒頭の宝石の煌めきは、うちでも購入した。英語版が3000円くらいでヤフーショッピングに売っていたのでそれを買った。使用カードには絵と数字しか書かれていないので、ルールが理解出来れば英語版で問題なし(説明書の英語が読めなくても、検索すれば日本語説明が出てくる)。他にもいくつか購入して、徐々にヘヴィなもの(内容が複雑でプレイ時間が長いもの)にレベルアップしていくように購入していっている。娘の反応を見ると、バチバチの対戦系やパズル系よりも、マイペースで箱庭づくりをしたり、アイテムを収集したりするのが好きっぽい。
これまで購入したゲームと、その簡単なレビュー。
・宝石の煌めき
ルールはシンプルな方。幅広い層が楽しめるゲームデザインだと思う。プレイは30分くらいで終わる(人数が多いと長くなる)。宝石を集めてカードを買って、書かれたポイントの合計が一定に達した人が勝者になる。
・バトルライン
2人プレイ専用。9箇所のフラッグを、3枚ポーカーで局地戦をすることで取り合う。5個フラッグを取るか、3つ連なるフラッグを取ったほうが勝ち。プレイ感覚が麻雀に近く、私はかなり好きな感じだったが、娘は気に入らず一回しかプレイしていない。
・クラウンソード
1プレイ数分で終わる。一斉に1枚ずつカードを出し、数字の小さいカードから効果を処理していく。「1.剣」か「6.王冠」を通せれば勝ち。短時間で気楽にできるので、隙間時間にできる。真面目にやると、カウンティングしつつ相手の癖を考えてカードを出す順番を考える心理戦ゲーム。
・カルカソンヌ
30分くらいで終わる。タイルをつなげて道路や都市を作っていく。ルールは覚えれば単純。娘は結構気に入った。駒の形が可愛い。
・ザ・ギルド・オブ・マーチャント・エクスプローラーズ
未知の土地を数世代かけて探検していく設定のゲーム。1時間くらいかかる。昨日初プレイしたが、娘はだいぶ気に入って連続プレイした。私も気に入った。平日でもなんとかできそうなプレイ時間。ルールは、ボードゲーム初心者にとってはやや複雑だと思う。一応は獲得コイン数で勝敗が決まるけど、相手の手を妨害する要素はなく、ひたすら自分のマップを探検する実質ソロプレイゲーム。個人的にはコインはどうでもよくて趣味プレイに走るのが楽しい。
ボードゲームは、ボドゲーマというサイトで調べてから購入している。ジャンル、対象年齢、プレイ時間の長さなどから調べられる。
https://bodoge.hoobby.net/
このサイトだと、推奨対象年齢とヘヴィさが数値化されていて参考になる。
https://boardgamegeek.com/browse/boardgame?sort=rank
こちらの「新!ボードゲーム家族」というブログも参考にさせてもらっている。
https://boadgamekazoku.com/
娘が、テラフォーミング・マーズ(タイトルの通り火星を人の住める土地にするゲーム)に興味を示しているので、もう少しボードゲームに慣れたら挑戦してみたいと思う。プレイに4時間かかったとかのレビューみてドン引きしたが、プレリュード拡張を入れれば2時間くらいで終わりそうなのでいずれやる。アーク・ノヴァ(動物園づくりのゲーム)も面白そうだが、これもだいぶプレイ時間がかかるようだ。
ボードゲームの長所
・楽しい。
・運要素があるゲームが多いので、子どもと対等に遊べる(こちらが慣れてくると効率ムーブがわかってきて差が出るゲームもあるが、それはやらないようにして、適当に趣味プレイして勝ったり負けたりするようにしている)。
・子どもとのコミュニケーションになる。
・だいたい決まった時間で終われる。テレビゲームだと、なかなか良い区切りで終わりにくい。
・目が疲れない。
ボードゲームの短所
・説明書を読んでルールを理解して娘に説明し、娘が慣れるまでは自分の手と娘の手を両方見て、ルール通りに進行させる必要がある。そのため頭が疲れる。有名なゲームだと説明動画(インスト動画)を有志の方々がアップロードしているので、理解するのにはそれを見るのが良さそう。
・本格的なものだと、1箱5千円から1万円するので、結構お金がかかる。子どもが気に入らないと、一回プレイしただけでお蔵入りになる。
テレビゲームとの比較
ボードゲームのほうが、主体的にゲームに集中して遊んでいくことが要求されるため、集中力が鍛えられると思う。私自身は子供の頃にテレビゲーム(主にRPGやSLG)をやりまくった人間だけど、テレビゲームはハマる仕掛けが散りばめられていて、受動的に強制的に集中させられる感じがする。
コスパ的には、ニンテンドースイッチのソフトでも買い与えたほうが、同じような値段で何十時間も遊べてお得だと思う。テレビゲームのほうが親も楽ができる。マイクラや、シヴィライゼーションなどのSLGは、それなりに知育効果が高そう。
ただ、何十時間も遊べるというのは、逆に考えると、他のことをやる時間が減るということ。桃鉄が地理の学習に効果有りという話を聞いて、テレビゲーム知育は以前検討したけど、他のことをやる時間がなくなるなあと思って手を出していない(ポケモンSVとマリオカートは家にあって気晴らしにたまにやっている)。
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