勉強は一日一時間まで(低学年)

小学校低学年にしては勉強しすぎでは・・・と思うケースがたまにある。毎日の学習が、くもん複数教科+αみたいな感じのケース。

思考実験なんだけど、子どもが密室で、勉強だけするケースを考えてみる。この場合、外の世界のことを直接知る機会がないので、いくら知識があっても、何かが欠落した人間になってしまうだろう。まあ現実にそんなことをしたら、生きる意欲がわかず、勉強のモチベーションもつづかないと思うが。

基礎学習はとても重要だけど、低学年のうちは家庭学習(学校以外での学習)は一日一時間までにしておいたほうがいいと個人的には思う。本人の集中力がそれ以上はもたないだろうし、時間は有限なので、勉強以外のことに時間を使っていって、バランスの取れた成長を目指したほうがいい。子どもは睡眠時間を長く取る必要があるので、小学生の使える時間は思ったよりも少ない。勉強以外のことにも時間を使って、世の中の様々なことを知っていったほうが、現実世界と勉強内容がリンクして、勉強へのモチベーションも高まりやすい。

中学受験で難関校を目指す場合でも、低学年での家庭学習は上記のように制限したほうが良いと思う。中学受験の難関校の問題を見ると、それらの学校が欲しているのは、「知的能力が高く、大人向けの本や新聞を理解できるような、精神的に成熟した12歳」。現状の難易度からして、ある程度は詰め込みで対応せざるを得ないだろうけど、それは高学年になってからで十分間に合うと思う(間に合うレベルの学校に行けば良い)。低学年のうちは、子どもの知っている世界を広げて、精神的な成長を目指したほうが良いと思う。

読書が好きとか、パズルが好きとか、プログラミングが好きとか、そういうのは勉強にカウントしないので、勉強時間外で思う存分やったらいい。

自由な時間、自分で考えて動く主体的な行動は、子どもの成長にとって重要。親が最高効率だと思うスケジュールに沿って子どもを動かすのは、成長の芽を摘む行為だと思う。親が管理しすぎると、盆栽みたいにこぢんまりした人間になってしまう。


うちは今年の6月くらいに学童の利用は一旦止めて、長期休みのときだけ学童に行くようにしたのだけど、これも子どもに自分で考えて自由に動いてほしいと思ったから。一日のスケジュールが、「学校→学童or習い事→家」だと、ずっと大人の管理下に置かれる。自分の頭で考えて動く機会がないし、息抜きもあまりできない。

娘の平均的な家庭学習は、くもん算数プリント5枚を20-30分、漢字ドリル(ギガドリル2ページ)を10分、学校の宿題プリントを5分。くもんは、手こずる単元のときは40分くらいかかり、簡単なときは10分くらいで終わる。「放課後、自由に動いて良いから、習い事は自分で行って、学習は夕飯前に終わらせるように。」と言ってあって、今はその通り動いてくれる(GPSを持たせて行動は把握するようにしている)。たまに簡単な買い物を頼んでおくと、買っておいてくれる。自由時間は、友達と児童館に遊びに行ったり、家で本を読んだりレジン工作をしたりしている。テレビゲームと動画視聴は、親の管理下で時間を決めてやる約束にしている。

低学年以外の年齢だと、感覚的には幼児期の勉強は一日30分までで、中学年で90分かなあ。幼児期に、くもんの宿題でキツイ単元のときに30分を超えていたら、チックが出るようになったので、子どものメンタル面でも勉強はやり過ぎないほうがいいと思う。

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