問題行動と問題意識
学習面での問題行動と、本人の問題意識の有無による特徴を考察。
<問題行動有り・問題意識有り>
このタイプは男子に多い。学習面で問題行動のある子、具体的には指をしゃぶりながら学習拒否状態になったり、ひたすら落書きをしていたり。感情面でなにかコンフリクトが起きていて問題行動を起こしている場合は、本人も心の底では問題意識を持っているので、比較的容易に改善できる。基本的な戦略は、子どもに向き合う・寄り添う、子どもの味方だと思ってもらう、子どもの努力を認める。このタイプの子は、短期間で驚くほど変わるケースもある。
余談だけど、最近、「米軍極秘特殊部隊 ザ・ユニット(アダム・ガマル著)」という本を読んでいて、著者が過激派の若者に口を割らせるときに、相手に寄り添って味方だと思ってもらう方法を取っているのを読んで、アプローチ方法は同じなんだなと思った。他には、恥の心に訴える方法、例えば「君の母親は、今の君を見てどう思うかな?」みたいな問いかけも使っているが、なんとなくだけどこれは子どもには使わないほうがいいと思う。ちなみに、完全洗脳済みのテロリストについては、どうしようもないと書いている。
<問題行動有り・問題意識無し>
授業時間や学習時間に平気でうろつきまわったりして、問題意識が欠落している子はどうしようもない。どこかでガツンときつい体験をすれば良くなるのかもしれないが、私の力量では解決策は見つからない。豊かな日本の社会で、子どもファーストで育てられているから、将来どうやって飯を食っていくかについて危機感を持てない。最終的には親の責任で、親の負担になる。
<問題行動なし・問題意識有り>
基本的には放っておけば伸びる。ところどころアドバイスしてあげればいい(人生を切り拓く力を鍛えるため、あまりアドバイスしすぎないほうがいい)。
<問題行動なし・問題意識なし>
このタイプは女子に多い。問題行動がなくても、問題意識がないと、「自分はこれでいい」と小さくまとまりやすい。小学生は、概ね女子のほうが精神年齢が高いけど、「精神年齢が高い=レベルの高い人間」ではなく、レベルの低い大人に近づくことでも精神年齢は高くなる。壁にぶつかることで問題意識を持てるようになるだろうけど、壁が高すぎると、自己肯定感の低下や、意欲の喪失につながるので、そこは壁の高さと本人の気質次第。

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