勉強は頑張るべきか
最近、新井紀子氏の著作(「シン読解力」など3冊)を読んで、読解力についての話は蒙を啓かれる思いで、それについては別に書こうと思うのだけど、ふと思ったのがAI普及による「勉強を頑張るルート」のリターン変化リスクがあるなと。
ホワイトカラーのAI代替で、勉強を頑張って、偏差値の高い大学に入って、大企業のホワイトカラーになるルートの収入カーブが、アスリート型の収入カーブに変化していく恐れがある。もちろんアスリートみたいに勝者総取りの状況にはならないだろうけど、能力による格差は広がっていくと思う。
義務教育レベルの勉強は、もちろん頑張るべきです。義務教育で学ぶことは、個人視点では生きていくうえで必要だし(勉強をしないと役所の書類などが読めない)、国家視点では国の民主主義レベルを維持するのに国民の教育レベルは必要です。
ただ、GMARCHくらいを目指すルートの収入がガタ落ちするリスクがあるなと。逆に、最上位層は、AIで能力にレバレッジがかけられるので、収入は上がるだろう。(感覚的には、早慶がボーダーライン)
中学受験をしても、中堅校~準難関校くらいだと、どう頑張っても最上位層にもAIにも知的作業のアウトプットで敵わないのではないかと思う。ちょっとくらい運動神経が良くても、どう頑張ろうとプロアスリートには敵わないのと同じで、知的能力にも残酷な才能の差がある。
じゃあ他のルートで何がいいかと言われると思いつかないが・・・。なんだろう。ブルーカラーの士官ポジションを目指すのがいいかも? 誰にでもできる兵士ポジションは、ブルーカラーでも余るんだよね。ホワイトカラーの余剰人員が移動してくるから。兵士ポジションはスキマバイトで適当に埋められる。
ブルーカラーの士官ポジションってどうやればなれるんだろう。大卒でゼネコンいけばいいのか?じゃあ勉強頑張らないといけないじゃん。他には、工学系の手に職ルート(高専)も良さそうな感じはする。
まあ後半は適当に書いているけど、勉強ルートの収入カーブが変化するのは確度が高いと思う。じゃあ、勉強ルート以外が魅力的かというと、エンタメ系は成功率が低すぎだし、専門学校が乱立するような職業は劣悪な環境で使い捨てみたいなところが多いし、現実は厳しい。
とりあえず、漫然と勉強したり、ふわっとした非現実的な夢を持ったりで、将来についての決断を先送りすると大変なことになりそうだなと。「将来はどのような生き方をしたいのか」「そのためには何をしていけば良いのか」を10代のうちから考えていったほうが良いと思う(そういう子に育ってほしい)。



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