体験格差ビジネス
旅行やテーマパークやお仕事体験や習い事。
効用面では、これらは子どもの成長にあまり役に立たない。
もちろん、親子ともに楽しめればそれはとても良いことなのだけど、格差是正、非認知能力向上といった「目に見える効用」を求めるのにはあまり向いていない。
大人が作った世界で、大人が用意したパッケージを消費するだけだから。お金がかかる体験ほど、子どもはお客様になって、至れり尽くせりのおもてなしを受けて、成長機会が無くなる。
深刻なのは、地域コミュニティが崩壊したことにより、子どもの世界の体験が失われたこと。
大人が介入しない、子どもたちだけでの試行錯誤、問題解決、コミュニケーション。これらが失われている。
せめてもの穴埋めに、親がアンテナを張って、色々と機会を与えることはできるけど、手間か費用がかかり、社会問題の解決という面ではなかなか難しい。
そして本当に問題になる格差は、親が子どもに無関心で、ネグレクト気味に放置される子どもだと思う。ずっと学童に放り込まれたり、家では動画を観たり、ゲームをしたりするだけの日々。
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