遊び方を知らないからスマホ・ゲーム漬けになる
【アメリカの児童精神科医が教える】子どもをゲームやスマホなどの過度な熱中から守る方法
https://diamond.jp/articles/-/372883
子どもたちがスマートフォンを手放せないのは、第1に一日中勉強ばかりで完全に燃え尽きているためです。第2に、外で遊べずケージの中に閉じ込められてきたためです。残念なことに、勉強以外の興味や趣味を持つ暇さえ与えられなかったのです。
子どものころからたくさん体を動かして、スポーツや音楽など好きなことを続けている子どもは、スマートフォンを操作する以外にもやることがたくさんあります。ところが、勉強しかしてこなかった子どもたちは、遊び方も休み方も知りません。スマートフォンをいじる以外に楽しみがないのです。ほかのことはしたことも、する余力もありません。
ゲームやスマホに熱中してしまうのは、それ以外の楽しいことを知らないから。その通りだと思う。
勉強漬けでなくても、習い事で子どもの時間を細切れにしてしまうことでも、同じことは起こり得る。よく言われることだけれど、幼児期に興味のあることに、思う存分に熱中する経験が大切だと思う。
それに加えて、親が遊び方を知らないことも一因ではないかと最近よく思う
小学生の親子がスマホやゲーム以外で休日を過ごす方法として多いのは、ショッピングモールで買い物をしたり、ガチャガチャやクレーンゲームをしたり、映画館に行って流行りの映画を観たり、テーマパークに行ったりといったものだろう。お金を使って楽しみを提供してもらう以外の遊び方を、親も知らないのだと思う。楽しさを自分で作り出す遊び方を知らない。
工夫して遊ぶのにも技術がいる。遊び上手かどうかは、勉強の能力や、仕事の能力とは別の能力だろう。
上手に遊ぶには、「お金を使わずにいかに楽しめるか」を子どもと一緒に考えると良いと思う。お金を使うにしても、たとえば100円ショップで材料をそろえて何かを作り、長時間遊ぶ。外出は図書館や博物館、国営・都道府県立の大きな公園でのんびり過ごす。もちろん、子どもの年齢が上がるにつれて、より複雑な遊びを求めるようになるので、私自身もボードゲームや手芸・工作・実験キットを買ったりしているが、それでも「お金でダイレクトに楽しみを買う遊び」よりも、「主体的に取り組んで楽しむ遊び」をメインにしたほうが良いと思う(特別な体験として、たまに映画やテーマパークに行くのは全然いいと思う)。
以前読んだ Jugaad Innovation というビジネス書に、「リソースの制約があることで、人間は頭を使い、革新的なイノベーションを生み出す」という趣旨の話があった。遊びもそれと同じだと思う。お金で簡単に楽しみを手に入れるのではなく、親も子どもと一緒に頭を使って遊びを考える。知育面でもそのほうが効果が高いだろう。
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