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12月, 2024の投稿を表示しています

年越しそば

天気が良いので、娘と二人で隣駅まで散歩した。妻は3日連続忘年会に行って、インフルか何かをもらってきて寝込んでいる。途中の池で、カワセミを見かけた。葉の落ちた枝に止まると、エメラルドグリーンの羽がよく目立つ。 歩道に7cmくらいの緑色の芋虫が這っているのを娘が発見した。調べてみると、スズメ蛾の仲間で、土に潜って蛹になるらしい。餌と思しき近くの木の根本は舗装されていて、潜れなくてウロウロしていたのかと思い、土のあるところに運んだ。ちゃんと蛾になれるといいね、と娘は言っていた。 目当ての蕎麦屋に入って、せいろ蕎麦2つと柚子ようかんを頼む。娘は一人前を完食して、柚子ようかんも食べた。だいぶ気に入ったようで、明日もまた来たいと言っていた。

小2秋算数

小2の算数学習を見ていると、引き算の筆算(連続繰り下がり)で躓いて、算数に苦手意識を持つ子が多い。 そこから九九に入ると、スイスイできるようになって持ち直す。学習に向き合う態度も改善される。九九は単に暗記すればいいし、学校の教え方でも暗記を推奨しているから、皆熱心に暗記する。暗記して、九九を暗唱できるようになれば褒められるし、掛け算の計算問題も簡単に出来るようになって楽しくなってくる。 ただまあ、そのあとの掛け算の筆算になると、また躓くと思う。 算数の計算が苦手な子は、基礎部分の足し算の繰り上がり(例えば7+8=15とか)、引き算の繰り下がり(例えば11-3=8とか)がスッと出てこないので、筆算の処理にワーキングメモリが足りなくなって躓くのだと思う。 足し算や引き算の筆算は、基礎部分の計算は瞬時に出来たうえで、決められた手順を辿らないといけない。掛け算や割り算の筆算も同様。「6+9は、えーと・・・」なんてやっていたら、筆算のどの手順までやっていたのかがワーキングメモリから消えてしまう。 これを解決する第一歩が、基礎部分の足し算の繰り上がり、引き算の繰り下がりの丸暗記。基礎部分の組み合わせ数は大した量ではないので、九九と同様に丸暗記すればいい。九九みたいな語呂はないので、暗記するには基礎計算をひたすら積み上げる。 算数嫌いの子を減らすには、さくらんぼ計算なんて即刻止めて、九九と同レベルで足し算引き算の基礎計算の丸暗記をさせたほうが良いと思う。百マス計算のタイムアタックでもやったらいい。 勉強ができるから、勉強が好きになる。 「勉強が好き→勉強ができる」のケースは稀。そんなヘンタイは滅多にいない。 多くの子は、「勉強ができる→勉強が好き」の順序。好きとまではいかなくても、勉強に得意意識を持てれば、「まあ嫌いじゃない。頑張るかあ」程度にはなる。 だから、勉強に前向きに取り組めるようになるには、勉強ができるようにしてあげればいい。それには、ひたすら演習。義務教育の範囲の内容は、知的能力に問題がなければ、繰り返し演習でどうにでもなる。 「新たなことがわかるようになるのは本来楽しいはずだ。だから勉強は楽しくなければいけない」 こんなのは戯言です。「わかる」と「できる」は違う。繰り返し演習をしないと、理解していてもできるようにはならない。できるようにならないと、☓ばかりもらって楽...

メリークリスマス

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メリークリスマス プレゼントのはいたつをがんばってね。 枕元に置かれていた、サンタさんへの手紙と大量のお菓子。 「今年のクリスマスは、去年ほど楽しみじゃないなあ」と宣っていた。まあ楽しみは楽しみらしいのだけど、ドキドキして眠れないほどではないとのこと。12/24に予定されていた、一年生をもてなす学校のイベントのほうが楽しみだったらしい(結局、病欠が多くて延期されたが)。娘は、ただ物を貰うよりも、主体的に何かをやったり、人になにかしてあげるほうが楽しくなったのかもしれない。精神的な成長を感じた。ちなみに所望したプレゼントは、キッズスマートウォッチ。      

どうやって子どもを読書に導くか

娘が本を読む子になるためにやってきたこと <幼少時> ・ひたすら読み聞かせ。 ・子どもに刺さる本を親が探す。 <低学年> ・子どもが望むなら読み聞かせ。 ・子どもに刺さる本を親が探して提案する。うちの娘はシリーズものに興味を持つと、次々と読んでいく傾向があるので、気に入りそうな本を図書館で探してくる。ジャンルはファンタジー、推理・探偵もの、童話など。今は、銭天堂を読んでいる。ここ一週間で16冊読んだ。理社分野は学習漫画中心で、Amazonで購入することが多い。 過去も現在も意識していること ・動画視聴時間の制限 インスタントで強い刺激に晒さないため、動画視聴とテレビゲームは、合わせて一日30分までにしている(週末のニュース番組は長くてもOK)。YouTubeを見る場合も、内容を検閲して、バラエティ系のくだらないものは見せないようにしている。 スマホやタブレットは、できるだけ触らせないようにして、動画を見るならテレビで見るようにしている。 ・子どもが、まとまった暇な時間を持てるようにする 習い事や家庭学習でスケジュールをギチギチに埋めない。大人も、忙しいと本を読もうとせず、隙間時間にスマホをいじるくらいしかしない。特に、子どもにとってやや難しいと感じる本は、じっくり腰を据えて読む必要があるので、まとまった暇な時間が必要。そういう本を読んでいくと、読書レベルが上がっていく(筋トレの漸進的過負荷の法則と同じ)。これは大人も同様。 ・外で体を動かす 外で存分に体を動かすと、家では落ち着いて本を読むことが多い。子どもは体を動かしたい衝動があるので、その衝動を発散させてやると、家の中では落ち着く。衝動が発散されていないと、家の中でピョコピョコ動き回ったりして落ち着かないし、機嫌もあまり良くない。 ・精神的な成長と世の中を知る 友人とのトラブルを報告してきたときは、相手視点だと娘の行動はこう見えるのでは?などとフラットな議論をして、色々と考えるように促す。 本を読むには、世の中についての知識や興味も重要なので、媒体を問わずに知識と興味の幅を広げていくようにする(親も興味を持って、会話をしていく)。 ・本の内容を話題にする 娘の読んでいる本について、内容を聞いて話題にしたりして、コミュニケーションを取るようにする。読む本が易しくて短いうちは、自分でもざっと目を通して会話していた。今...

ボードゲームで遊びながら思考力を鍛える

最近、娘とボードゲームをプレイするのにハマっている。 きっかけは、一橋大学の学園祭に行った際に、「宝石の煌めき(Splendor)」というゲームを、ボードゲームサークルの企画で遊んだこと。娘がパッケージに惹かれてたまたま選んでプレイした(あとから調べて知ったが、初心者向けの名作だった)。 ボードゲームは、人生ゲームやモノポリーなどのスゴロク系しか知らなかったので、こういう風に面白く作れるんだとびっくりした。それと、娘のプレイ中の様子を見ると、脳に負荷がかかっている感じがして、知育面でも効果があるのではないかと思った。 ルール(=他人の作った論理の枠組み)に沿って、順序立てて考えていくことがボードゲームでは要求される。 娘は、幼少時から公文式をやり続けたおかげと、おそらく遺伝の影響で、単純なタスクを高速で処理する能力は高いのだけど、じっくり考えるのが苦手。頭の回転の速さと勘の良さでわかった気になって、順序立てて考えようとしないことがある。教育目線だと、ボードゲームをプレイすることで、じっくり考える能力を遊びながら楽しく鍛えられそうだなと感じる。 あと最近、家での娘との遊びの選択肢が減ってきていて、なにかいいものはないかと探していたので、ボードゲームという未開拓ジャンルを見つけて、(自分が)興奮している。 これまで家にあって、娘とプレイしてきたゲームだと、 ・ドブル、ナインタイル たまにやるがじっくり考えるゲームではない。ちなみに娘はドブルがやたらと強くて、こちらが本気でやっても滅多に勝てない。 ・オセロ、マンカラ 普通にプレイするとひたすら私が勝ってしまうので、娘がやりたがらなくなった。これらは手を抜くのが難しい・・・。 ・将棋 時間がかかるのと、娘はあまり興味がなさそうで、あまりやっていない。はさみ将棋は、娘との初回プレイで完封してしまって、二度とやらなくなった。 娘は本を読むのに飽きると、「パパー遊んでー」とやってくるのだけど、上のようなゲームを提示してもなかなか乗ってこなくて最近は困っていた。 現時点で家にあるボードゲーム 冒頭の宝石の煌めきは、うちでも購入した。英語版が3000円くらいでヤフーショッピングに売っていたのでそれを買った。使用カードには絵と数字しか書かれていないので、ルールが理解出来れば英語版で問題なし(説明書の英語が読めなくても、検索すれば日本語...

レベルアップサイクルを回す

基礎計算と読書の速度を上げると、直接的に学力を向上させるだけでなく、学習効率を高めることができる。より速く計算し、より速く読んで理解することが出来れば、同じ時間でもより多くの問題をこなすことができ、より高い学習効果を得られる。RPGでたとえると、レベルアップしてより強いモンスターを倒せるようになれば、より多くの経験値を得ることができ、さらにレベルが上がる。幼児期~低学年に基礎計算と読書経験を積んでおくと、このレベルアップサイクルをガンガン回せるようになる。

「わかる」と「できる」は違う

最近の小学校での教え方を見ると、理解に重点が置かれていて、あれでは勉強ができるようにならないなと思う。例えば、さくらんぼ算や、掛け算の式の順序を丁寧に時間をかけて教えているのだけど、あんなことをしている暇があったら、どんどん演習をこなしたほうがいいと思う。低学年は特に、概念的な思考力が未発達だから、懇切丁寧に説明して理解させようとしても、あまりピンとこない子が多い。理解したとしても、じっくり考えながら計算をしているようでは、なかなか勉強ができるようにはならない。繰り上がり・繰り下がりの基礎部分(9+8や15-6など)は、式を見て瞬時に答えが出るまで繰り返し演習をする。掛け算は九九が暗唱できるようになってから、九九の暗唱なしに瞬時に答えが出るまで演習を繰り返す。厨二っぽく言うと九九の詠唱破棄で、掛け算ができるようにする。割り算は、掛け算が身についていれば簡単にできる。 語学も、単語を覚えて文法を理解すれば使えるようになるかというとそうではない。量をこなさないと身につかない。外国語はそれを実感しやすいだろうけど、国語も同じなので、本や新聞を読んで(質の高い)日本語のシャワーを浴びておくと、読解だけでなく、語彙や文法問題も楽にできるようになる。

勉強は一日一時間まで(低学年)

小学校低学年にしては勉強しすぎでは・・・と思うケースがたまにある。毎日の学習が、くもん複数教科+αみたいな感じのケース。 思考実験なんだけど、子どもが密室で、勉強だけするケースを考えてみる。この場合、外の世界のことを直接知る機会がないので、いくら知識があっても、何かが欠落した人間になってしまうだろう。まあ現実にそんなことをしたら、生きる意欲がわかず、勉強のモチベーションもつづかないと思うが。 基礎学習はとても重要だけど、低学年のうちは家庭学習(学校以外での学習)は一日一時間までにしておいたほうがいいと個人的には思う。本人の集中力がそれ以上はもたないだろうし、時間は有限なので、勉強以外のことに時間を使っていって、バランスの取れた成長を目指したほうがいい。子どもは睡眠時間を長く取る必要があるので、小学生の使える時間は思ったよりも少ない。勉強以外のことにも時間を使って、世の中の様々なことを知っていったほうが、現実世界と勉強内容がリンクして、勉強へのモチベーションも高まりやすい。 中学受験で難関校を目指す場合でも、低学年での家庭学習は上記のように制限したほうが良いと思う。中学受験の難関校の問題を見ると、それらの学校が欲しているのは、「知的能力が高く、大人向けの本や新聞を理解できるような、精神的に成熟した12歳」。現状の難易度からして、ある程度は詰め込みで対応せざるを得ないだろうけど、それは高学年になってからで十分間に合うと思う(間に合うレベルの学校に行けば良い)。低学年のうちは、子どもの知っている世界を広げて、精神的な成長を目指したほうが良いと思う。 読書が好きとか、パズルが好きとか、プログラミングが好きとか、そういうのは勉強にカウントしないので、勉強時間外で思う存分やったらいい。 自由な時間、自分で考えて動く主体的な行動は、子どもの成長にとって重要。親が最高効率だと思うスケジュールに沿って子どもを動かすのは、成長の芽を摘む行為だと思う。親が管理しすぎると、盆栽みたいにこぢんまりした人間になってしまう。 うちは今年の6月くらいに学童の利用は一旦止めて、長期休みのときだけ学童に行くようにしたのだけど、これも子どもに自分で考えて自由に動いてほしいと思ったから。一日のスケジュールが、「学校→学童or習い事→家」だと、ずっと大人の管理下に置かれる。自分の頭で考えて動く機会がないし、...

低学年までに読書サイクルに入らないと厳しい

一般的に、書かれている文章のレベルと、本の内容のレベルは相関する。文章量が少なく語彙・漢字が易しい本は、内容も幼児・低学年向けになっている。 低学年までに文章を読む力をつけておかないと、高学年になっても低学年レベルの文章の本しか読めない状態になる。そういった本は高学年にとっては内容がつまらないので、読書を続けて読む本のレベルを上げていく読書サイクルに入れない。 文章を読む力の低い子へ本を売り込む手段が、児童文学の名作の短縮版なのだろう。十五少年漂流記などの短縮版が数多く出版されている。個人的には、本来の長さの文章を読んで物語世界にどっぷり浸かったほうが面白いと思うので、短縮版は好きではないが、読書サイクルに入るきっかけに使えるかもしれない(実際に試したことはない)。ただまあ、読書は習慣の影響も強いので、低学年までに読書習慣を身につけておかないと、どのみち厳しい感じはする。 それとヨシタケシンスケさんの本が売れるのも、読む力のない子の増加が一因かもしれない。ヨシタケシンスケさんの本はとても読みやすいけど、内容は幼稚ではないので、高学年でも楽しめる。

人間形成の階層モデル

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TCP/IPなどのネットワークの階層モデルみたいな感じで、人間形成の階層モデルを考えると、以下のようになる。 ネットワークと同じで、下の階層がお粗末だと、アプリケーションもお粗末なものしか乗せられない(例えばISDN回線にリッチなコンテンツは乗せられない)。 1層 愛着形成 大人の愛情とコミュニケーション。精神的な安定や心の成長に必須。乳幼児期にはもちろん重要だけど、小学校に入ってからも子どもとのコミュニケーションは重要だと思う。スキンシップも大事。うちの娘(小2)は、いまだに抱っこを喜び、抱っこするとふんふん言いながらしがみついてくる。 2層 遊び 主体的な遊びや体験。子どもが主体的に熱中して遊ぶことはとても重要。遊びを通じて、自分が生まれ落ちたこの世界を理解し、自分という存在を理解する。また熱中して遊ぶことで、集中力が養われる。たくさん遊んで世の中への興味を持つことで、成長意欲が出てくる。 生活保護の母子家庭でネグレクト気味(おそらくスマホ与えて放置)の小1の子と関わり続けているけど、遊びすらまともに出来ない。なにか遊ぼうとしても、思い通りにいかないと癇癪を起こすし、すぐ飽きて投げ出す。ビニール袋にたくさん砂を入れて喜ぶなど、精神年齢が3歳くらい。将棋やオセロのルールを覚えられるので、知的能力に障害はない感じがするが、じっと座っていられないので、勉強はもちろん無理。これは極端なケースだけど、やはり愛情や遊びが足りないと、人間形成に悪影響が出ると思う。 3層 ディシプリン 規則正しい生活を送る。毎日決まった時間に食事をし、就寝・起床をし、十分な睡眠を取る。社会のルールを身につける。毎日コツコツと、やるべきことをやっていく。規律のある毎日を積み重ねていく。 4層 基礎学力 読書、計算練習、漢字練習、可能なら作文も。小学校の演習量を見ると。あれでは小学校の範囲すらまともに身につかない子が続出すると思う(実際に続出しているから、高学年になると補習塾に通う子が増えるのだろう)。低学年のうちに、家庭で基礎学力は身に付けさせたほうがいい。見ていると、小2ボリュームゾーンの子でも、足し算引き算の繰り上がり・繰り下がりがスッと出てこない子が結構いる。小3以降の、3桁の掛け算・割り算の筆算や、分数・少数の計算では、四則計算の基礎計算が脳内で瞬時にできた上で、決められた計算手順を辿る...