早稲アカ 新小4 宿題の質と量 必要な入塾準備の考察

早稲アカのシラバスによると、一週間の宿題にかかる時間の目安は以下のようになっている。


算数 全体150分
- その週の単元の演習問題 80分
- 計算 1ページ10分×7日

国語 全体120分
- 漢字語彙 60分
- 読解 60分

理社 それぞれ全体60分


合計6.5時間



<算数>

計算問題はこんな感じ。




今の時期の小3算数は、学校だとゼロが後ろに何個かついた数同士の掛け算か、二桁×二桁の筆算をやっている。三桁×四桁の掛け算なんて学校でやっていないんだが? 予習シリーズにも三桁×二桁の掛け算しか解説が載っていないんだが? 先取り前提か。やってて良かった公文式! まあ、早稲アカでは今週、フォローアップ教室なるものが開催されているので、そこで教えてくれていると思う。ただ、付け焼き刃でどうにかなるのだろうか。計算力を高めるには膨大な積み重ねが必要。娘も私自身も、膨大な量のくもんプリントをこなして、高い計算力を身に着けた。


<国語>
文章読解の宿題はこんな感じ。



娘は一番下のクラスだけど、宿題でこれが出た。文章レベルが学校の教科書より大幅に高い。時間の目安は60分(解いて丸付けして解説読むまで)になっているけど、組分けテストだとおそらくこのレベルの文章が2つ出てそれぞれ15-20分で解ききらないといけない。カリキュラムテストなら、一番下のクラスの文章読解は、基本問題のハリネズミくらいの文章らしい。

関連記事:予習シリーズ 国語 小4 第一回 ハリネズミ


文章読解は、基本問題ならくもん推薦図書で「C」の本、発展問題だと「D」の本を楽に読めていないと厳しいようにみえる。

ヨンデミーの基準も参考になる。

関連記事:浜学園とヨンデミーが中学受験に必要な読む力の基準を発表


ちなみに学校の教科書はこのくらいの文章レベル。これを何時間もかけて読んでいく。

動画:ありの行列 小学3年生 国語
https://www.youtube.com/watch?v=nOmFLfMX2lY





<理社>

文章量が多く、スラスラ読めないと厳しい。文章の硬さも、同時期の小3教科書より上だと思う(学校の理社の教科書を持って帰ってこないので詳しくは比較できない)。









全体的に見て、読む力がないと詰む。もちろん計算速度も重要。そして毎日一時間は家庭学習が出来る勉強体力。

準備をして入塾しないと、問題文を読むのにも一苦労で時間がかかり、計算の宿題もなかなか終わらず、毎週の宿題サイクルを回しきれないと思う。

小3の2月時点での、学校レベルの学習内容と早稲アカで要求されるレベルのギャップがとても大きい。質と量の両方においてギャップが大きい。年々、入試問題の難易度が高まって、それに伴い塾のカリキュラムが膨張してきているからだと思う。

新小3入塾が増えているのもわかる。保護者目線では、こんなにギャップが大きいなら早めに慣れておいたほうが良いと思うもの。塾側としても、新小4から入塾して準備不足で叩きのめされる子を減らしたいという気持ちもあるのだろう。サピックスが小3からみっちり鍛えるようにカリキュラムを変えてきたのもその流れだと思う。

参考サイト:サピの3年生は別物になった模様。



家で対策するのが面倒なら、小2までは市販ドリルで基礎力を強化して、新小3から通塾すると学習負荷のギャップを小さく出来ると思う。

新小4入塾を目指して家庭で準備するなら、くもん算数・国語を勧める。娘は本を読む子だったので、くもん国語はやっていないけど、本を読まない子はやっておいたほうがいい。くもん以外でも良いが、ある程度は文章を読む経験を積まないと苦労する。

うちではやったことはないけど、最レベとかの難易度の高い市販ドリルを使って家でバキバキに鍛えるのでもいいと思う。ただ、小3までの塾レベルの問題に妙に適応してしまって、全国統一小学生テストや入塾テストで高い成績を出せたけど、学年が上がるにつれて地頭の差が出てきて成績が下がり、本人が辛い思いをしたり親が発狂したりするケースもあるので、難しい問題集でバキバキに鍛えるコースは注意が必要だと感じる。

低学年のうちは基礎力を徹底強化して難しい問題には手を出さず、難しい問題に適応できる地頭があるのが入塾後に判明すればラッキー(成績は上向き)、適応できなければまあそれはそれで仕方がないか(成績は横ばい)、というスタンスのほうが親子ともにメンタルの健康を保ちやすいと思う。成績が竜頭蛇尾なのはメンタルにくる。だから基礎しかやらないくもんを勧める。くもんである程度、先の進度に進めるかどうかで、中学受験ガチ勢ルートに挑めるかどうかも判断できる。頭を使うのが好きそうなお子さんだったら、将棋でもやらせてみればいい。

関連サイト:将棋学んだ子は進学塾生より好成績 SAPIXと日本将棋連盟、東急が算数テストで検証

まとめると、入塾までの準備で最優先すべきは、文章を読む速度とスタミナ、語彙力、計算力。とりあえず漢字は読めればOKで、余裕があれば書きも練習しておく。宿題をこなせる処理能力を身につけておかないと、カリキュラムを消化できない。そうなると、宿題がなかなか終わらず、テストでも良い成績が取れず、塾が辛いだけになる。


関連記事:受験で戦えるくもん算数・数学の進度目安

関連記事:早稲アカ 宿題のフォーマットがバラバラ問題

コメント

このブログの人気の投稿

シン読解力トレーニング案

アルプス子ども会のキャンプに子どもを放り込む

電子レンジでルビーを作る