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8月, 2025の投稿を表示しています

書籍「 親業 トマス・ゴードン著」

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親と子のコミュニケーション技術について書かれている。導入部分で、自分のメソッドが如何に凄いかの自慢話が続いて、なんだこれ胡散臭いな・・・と思ったけど、読み進めてみたらとても参考になった。 大まかな内容は以下の通り。 まず問題の所在を明確にして、場合分けしてから、それぞれに適した対応方法を取る。 ★子どもの問題 例)友達とのトラブルや学校の先生への不満など →子どもの話に耳を傾けて、子どもの気持ちを受け止める。親が、子どもの気持ちを理解したことを子どもに伝える。しかし、子どもの問題については、親は評価をしたり介入したりしない。 ★親の問題 例)こどもがうるさい、部屋を散らかすなど →わたし(I)メッセージで、親の感情や欲求を伝える。親も人間で、子どもの行為について嫌なことや受け入れられないことがあることを子どもに理解してもらう。あなた(You)メッセージで子どもを非難してはいけない。 ★親と子の利害が衝突する問題 例)子どもは親に遊んでもらいたいが親は疲れていて休みたい時など →一方的に親の欲求を通すのでもなく、子どもの欲求を受け入れるのでもなく、両者が受け入れられる解決策を一緒に考える。 子どもの人格を尊重して、対等のコミュニケーションをすることを心がける。親は、「子どもへの対応と同じことを、自分の友達や会社の同僚にするか?」を自問自答する。相手が大人だったらやらないことを、子どもにやるのなら、それは子どもの人格を尊重していないことになる。 <感想> 私は子どもに好かれる、「子どもたらし」なのだけど、それは子どもの話をよく聞いたり、自分がやられたら嫌なことは子どもにやらないように心がけているからだとわかった。ただ、自分の子どもに対しては、距離が近すぎることから、望ましくない振る舞いをすることもあったなと反省した。今後は娘に対してのコミュニケーション方法を洗練させていきたい。

アルプス子ども会 サマーキャンプ感想

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帰ってきてからの娘の感想は、 「楽しかったけど、もう行かない!」 だった。 話をよく聞いてみると、親元を離れて4泊もするのはさすがに寂しかったらしい。一泊目は大丈夫だったけど、二泊目からはどんどん寂しくなってきたとのこと。そっかー、そりゃ寂しいよねーと気持ちを受け止めながら話を聞いていたら、こんなことがあったよと、キャンプの出来事を次々と話しだした。 その後に書いたアンケートでは、来年も参加したいかの設問に対して、「わからない」を選んでいたので、また行くかもしれない。小1から参加している空手の合宿も、帰ってきた時は、「着いた日は3時間稽古だし、翌日は朝5時起きで早朝稽古が大変すぎる!もう行かない」とか言ってるのに、翌年になると、「パパ、合宿もう申し込んだ?」と行く前提になっている。 楽しかったけど、大変なこともあったんだよ、頑張ったんだよ、と子どもの気持ちを受け止めることで、子どもは次に進めるのだと思う。 サマーキャンプの内容を保護者目線で評価すると、スタッフの練度は相当高いと思う。親は参加していないのでキャンプ中の様子を直接見てはいないが、集合場所でのスタッフの対応が、中高生スタッフ含めて丁寧で、しっかり研修をしていると思われる。キャンプのスケジュールも、アクティビティを詰めこまず、昼寝時間も入れているので、子どもの体調面をよく考えている(娘は昼寝はしなかったが夜は早くに寝て、睡眠は十分取れていたとのこと)。献立表を見ると、食事内容も良さそう。 今年の夏、私は引率の仕事で一泊のサマーキャンプに参加してきたのだけど、そこで利用したキャンプ団体に比べると、内容もスタッフの質もアルプス子ども会のほうが遥かに良いと思われる。そこは畳の大部屋に寝袋だけで雑魚寝、これで一泊3万円以上取るとかね・・・。スケジュール消化の見積もりが甘く、全体就寝時刻が22時半になり、寝袋雑魚寝で寝にくいのか0時を過ぎても寝られない子が何人もいた。暑い中を寝不足で活動するのは危険なのに、こんなんで大丈夫なのかと。私も2時間くらいしか寝られなくて、かなりきつかった。スタッフも、特に子どもが好きそうでないフニャフニャした大学生が多かった(社員はおそらく2名で残りは学生ボランティアのようだった)。 出発前の様子 わらで草履を作ってきた 献立表 アンケート 関連記事: アルプス子ども会のキャンプに子どもを...

夏休みのキラキラSNS投稿を見て自己肯定感ダダ下がり

という記事を見て思ったけど、これに対する最大の防御方法は、「自分の世界を持つ」ことだと思う。 SNSから負の影響を受けないためには、リアルな人間関係を充実させるのが良いと記事には書かれているけど、リアルでも「うちはハワイ行った」「うちはグアム」「万博とUSJ!」なんて会話が小学校の教室でも飛び交うからね。 ハワイの別荘、推し活に散財……夏休みのSNSに表れる経済格差、女子学生たちはどう向き合う? https://news.yahoo.co.jp/articles/9d22187f30bf1bb58133b37a3739ba6c425bcbdb 自分の世界を持つには、人間関係のネットワークから切り離された、自分だけの時間と、自分だけの思考を持つ。 大切に思う何かを持つ。英語だとcherishなんだけど、そういった感情を大切にする。 具体的には、読書やお絵かきや工作や手芸など、自分の世界に没頭する、自分で能動的に何かを行う経験を積み重ねる。子どもの頃から、そうしたことを続けていくと、メンタルも安定していくのではないかなと思う。 小学生のうちからスマホを持ってネットにどっぷりだと、常に他人の考えや体験に浸され、「自分」が失われていく。 関連記事: 生きる力を育てたい

子育ての悩みの3階層モデルの記事について

 「宿題しない」「ゲームばかり」…子育ての悩みを根本から解決する"3階層モデル"とは?"声かけテクニック"には限界がある納得の理由  https://toyokeizai.net/articles/-/900363?display=b この記事の3階層モデルを簡単に書くと、 第一階層 声掛け方法などの小手先の育児・教育テクニック 第二階層 親側の見方を変える 第三階層 子育て哲学・価値観の再構築 とても納得の行くものだし、私も意識してきたことをうまく言語化してくれていると思う。 第二階層について言えば、私の場合は、子どもの表情や言動をよく観察し、子どもの立場に立って考えてみることを意識している。 第三階層については、どのように生きるのか?なぜ勉強をするのか?を自分自身で考え、強い信念を持ちながら日々を過ごすように心がけている。そして本心から出た言葉で子どもに語りかける。 第三階層まで意識して行動すると、よその子であっても、日常生活の振る舞い程度なら影響を与えられるようになる。ただ、思考面や勉強面についてだと、幼児期からの適切な積み重ねが無い場合は、根本的に改善していくのはなかなか難しいと感じる。特に、不適切な積み重ねを幼児期に行ってきた子は、小学校に入ると植物が根から腐っていくように勉強への意欲を失っていくことがある(小学校受験経験のある子に多い)。あれはどうすれば良いのかわからない。 「時間をかけた積み重ね」 3階層モデルに加えて、この軸も必要だと思う。子どもが小さい頃から親が不適切な関わりを続けて、それが思春期に爆発したとしたら、そこから第三階層まで意識して行動したとしても、親子関係を修復するのは無理だと思う。ゲームや動画を止めないといった悩みについても、幼少時からスマホ・タブレットやゲーム機で子どもをあやし、子どもと向き合うことから逃げてきたのなら、そりゃそうなるでしょ・・・と。

体験格差ビジネス

旅行やテーマパークやお仕事体験や習い事。 効用面では、これらは子どもの成長にあまり役に立たない。 もちろん、親子ともに楽しめればそれはとても良いことなのだけど、格差是正、非認知能力向上といった「目に見える効用」を求めるのにはあまり向いていない。 大人が作った世界で、大人が用意したパッケージを消費するだけだから。お金がかかる体験ほど、子どもはお客様になって、至れり尽くせりのおもてなしを受けて、成長機会が無くなる。 深刻なのは、地域コミュニティが崩壊したことにより、子どもの世界の体験が失われたこと。 大人が介入しない、子どもたちだけでの試行錯誤、問題解決、コミュニケーション。これらが失われている。 せめてもの穴埋めに、親がアンテナを張って、色々と機会を与えることはできるけど、手間か費用がかかり、社会問題の解決という面ではなかなか難しい。 そして本当に問題になる格差は、親が子どもに無関心で、ネグレクト気味に放置される子どもだと思う。ずっと学童に放り込まれたり、家では動画を観たり、ゲームをしたりするだけの日々。

小学校受験や中学受験の問題点

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小学校受験や中学受験の試験は、「ポテンシャルの発露」を評価する形式になっている。 ポテンシャルの足りない子が教室や塾での試験対策を受けると、ポテンシャルを高めずに、特定の試験問題をパターン演習で解くようになる。 思考力を試すような問題を、思考力を育てて解くのではなくて、パターン演習とテクニックの習得で突破しようとする。 特定の試験問題への適応を訓練しても、それ以外では全く役に立たない。そして、思考力は育たなくなる。 将来の伸びしろを大きくするために望ましいのは、ポテンシャルを高める期間をできるだけ長く取って、試験での出力形式に慣れるための訓練をできるだけ短くすること。 でも、往々にして、教育熱心な家庭ほど、逆のことをする。 ポテンシャルは目に見えにくいから、目に見えるわかりやすい部分を繰り返しトレーニングしようとする。例えば、幼いうちからIQテストみたいなペーパーワークを繰り返しやらせるとか。低学年から算数思考力ドリルや読解力ドリルを繰り返しやらせるとか。 でも、それではポテンシャルは大きくならない。子どものポテンシャルを見て、それを高める努力をしないといけない。

自走の本質は精神的な成熟

中学受験界で自走モードという言葉があるけど、親のサポートがあまり必要なく勉強を一人でやっていけることと、自分の人生を自走することは違うと思う。 従順で知的能力がそれなりに高い子なら、親が仕込めば、勉強面で自走するようにはなる。具体的には、低学年から塾に通わせて、宿題や丸付けやテスト対策を自分でやるように仕込んでいく。勉強面でわからないところのサポートに個別指導か家庭教師をつける。でも、それって自分の人生を自走していないよね。親が受験勉強のやり方を仕込んだだけ。 個人的には、子どもが自分の人生は自分のものだ、その自分の人生に受験が必要なんだ、という意識をもってくれればいい。そういう意識を子どもが持ったうえで、子どもの手が回らないところを親がサポートしていくのが良いと思う。

親から離れて活動することで子どもの精神は育つ

親・家庭は、休養してエネルギーを回復するところ。いわば補給基地。エネルギーを満たしたら、子どもは親から離れて活動をする。 小さいうちは親の回りをウロウロするのみだけど、大きくなるにつれて活動範囲が広がっていく。 子どもの成長とともに、地理的な活動範囲と、心理的な活動範囲が広がっていくようにする。 心理的な活動とは、見知らぬ人と話す、初めての体験を一人でやってみる、知らない世界に物語で触れるなど、その時点の子どもにとって胸がドキドキするような活動。読書も、立派な心理的活動になる。 いつまでも子どもを親の側に置いて、どこへ行くにも親が付き添い、親の考えで子どもの心を覆うようなことをしていると、子どもの精神は成長していかない。

中学受験準備の積み上げ状況

あと半年で、娘はおそらく中学受験塾に入り、受験勉強がスタートする。現状の積み上げ状況を整理してみる。 <読書> 物語文は小学校高学年レベルのものを読めているので、読む力は十分だと思う。 今後は、読む内容の幅を広げていければ。 新聞は、読売子ども新聞を読んでいる。朝小は受験対策新聞みたいになっていて、(私が)あまり面白くないので、このまま読売子ども新聞を購読すると思う。 理系文章にも慣れて欲しいので、ニュートン別冊やブルーバックスを読めるようにならないかな。 <計算> 公文算数F200まで行っているので、計算力は十分についている。今後は工夫して楽に計算するテクニックを磨いていければ。 来月にはG教材に入ると思うけど、中学範囲はどこまでやったほうが良いのか。□を使った計算は実質的には一次方程式だし、消去算は実質的には連立方程式だし。 プロの意見だと、「方程式で解かずに考えて解けるようになったほうが良い」なのだけど、公文算数F180の裏面に□を使った複雑な計算問題(桜蔭と灘の過去問)が出ていて、こんなの本番だったら移項を使ってさっさと解くべきだよな・・・と。 <漢字> 漢字はギガドリルを使って、一通り小6範囲まで進めている。小6まで終わったら、小3に戻ってもう一周かな。スパイラルで徐々に染み込ませるのと、熟語の語彙を増やしていくのを意識する。 机に向かっての勉強は計算と漢字に限定している。それ以外の時間では、以下を意識している。 ・好きなだけ本を読む ・文字に限定されない物語体験 今年の夏休みは、ロード・オブ・ザ・リング三部作を観て、銀の匙(漫画)を読んだ。 ・これから学ぶことの「ひっかかり」を作る 卑近な例だと、 スーパーの買い物に一緒に行く→野菜の産地や旬、ものの値段、計算 子どもに豆腐を切ってもらう→立体図形の切断 濃縮タイプの麺つゆやカルピスの希釈をする→比 ・理科実験 面白さ優先で色々とやっていきたい。あと基礎的な実験も体験ベースで行っていきたい。先日、サピックス4年生の子に、宿題のバネやテコの問題がよくわからないと質問されたのだけど、問題に出るような基本的な形状ではあまり使われないから、イメージがわかないよなあと思った。 受験塾だと、算数も含めて、授業で効率的な解法を教え込まれて、パターン処理で解くようになる恐れがあるので、その前に実体験してイメージを作ってお...

なぜ勉強をするのか

「なぜ勉強をするのか?」 私の考えは、マズローの欲求段階説に似ている。 レベル1 現代社会で生きていくため 字が読めないと、電車に乗れない。数字が数えられないと、買い物ができない。字が書けないと、役所や不動産の書類に記入できない。 レベル2 物質的により良い生活をするため 現代先進国では、勉強が出来たほうが、物質的により良い生活をする蓋然性が高い。学歴と所得は相関する。 レベル3 承認欲求を満たすため 偏差値でイキる。学校名でイキる。会社名、職業名でイキる。 レベル4 仕事を通じた自己実現に役に立つ 調べたり、考えたり、コツコツ勉強を続ける能力は、将来仕事を続けていく上での能力に繋がる。 レベル5 知的な活動から深い喜びを得るため 知らなかったことを知る喜び、物事を深くまで理解する喜び、視野が広がる喜び、知的能力をフルに発揮して何かを成し遂げる喜び。 以上は、個人視点での話。どのレベルを目指すかは、その人の資質にもよる。 国家視点で言えば、国民の教育水準は、国家の民主主義、人権、治安の水準に強く関わってくるため、義務教育の範囲を頑張って勉強するのは、国民の義務だと思う。

クラシエの知育菓子

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普段行かないスーパーに行ったら、未プレイのクラシエ知育菓子があったので、まとめて購入した。娘は大興奮していた。 知育菓子は、シュワシュワ系は重曹と酸だったり、もちぷる系はアルギン酸ナトリウムだったりで、お手軽な理科の実験が含まれているのだけど、子どもは料理と工作の中間くらいな感じでただただ楽しんでいる。今の年齢だと一人で作れて、親は何もしなくて良いので楽。小さい頃は、もっと簡単な種類のものを手伝いながらやっていた。そう考えると成長したなぁ。 クラシエのステマみたいなことを書くけど、クラシエの知育菓子は、 ・説明を自分で読みとく ・手先を使って細かい作業をする ・実は理科の実験で使われる化学反応を駆使して作られている ・食べて美味しい ・制作物が手元に残らない(子どもの工作はどんどん溜まっていくので扱いに困る) と、一石五鳥くらいある。これがなんと1個300円。

虫眼鏡で紙を燃やす実験

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  夏の太陽の有効活用。 光の屈折や、季節と時間による太陽高度の違いを学べる。  まあ親が色々と説明すると勉強臭くなるので、娘には光を集めて紙を燃やすのを楽しんでもらった。

「子どもは遊んで育つ」は強者の論理

 「毎日塾に通い日曜日はテスト」は感心しない…東大合格日本一の開成校長が考える幼少期にやっておくべきこと  https://president.jp/articles/-/99856?page=1 「子どもの頃は思う存分遊んで、好奇心や探究心を育んだほうが良い」 その通りだと思うけど、これって強者の論理なんだよね。まあ、開成は強者が欲しいのだろうけど。 ・学校の勉強は、授業を聞くか、教科書を読めば頭に入るので、家で何もやる必要が無い。 ・必要な時がきたら、自ら勉強を始める。 ・受験勉強を開始しても、基礎は既に身についていて、受験レベルの問題にも難なく適応できる。 このような子なら、子供時代は遊んでいるだけでOKだし、むしろ遊んでいるだけのほうがいい。こういう子は、遊びの中で実験や工夫を重ねて、遊びから多くを学ぶ。大人でも、遊びで始めた趣味にのめり込んで、玄人はだしになるような人がいるけど、それと同じ。 一方で、飲む打つ買うみたいな遊び方をする大人は、ただただ時間とお金を失っていくだけ。子どもも、時間とお金を失うだけの遊びをしていたら、そこから何も成長はしない。 うちの娘は強者ではない(と思う)。低学年までの子育てで意識してきたことは、 ・読書をする時間の確保。幼児期は読み聞かせ。 ・計算と漢字は、日々の家庭学習で身につける。ただし、それ以外の思考系ドリルなどはやらず、勉強時間はなるべく短くする。算数は、くもんを3歳から(これは早すぎた)。漢字は2年生から。 ・歴史のまんがとドラえもんの学習まんがを豊富に揃える。 ・簡単な理科実験を家で行う。定番の実験のやり方は、ネットや図鑑に載っている。 ・自治体主催の格安な◯◯体験を調べて、本人が興味を持てば積極的に参加する。これまで、図書館職員お仕事体験や、農業体験や、姉妹都市交流イベントなどに参加してきた。 ・時間とお金を失うだけの受け身の遊び、低レベルな快楽を提供されてそれを消費するだけの遊びを避けて、主体的に遊ぶのをサポートする。 ・家ではスマホ・タブレットを避けて、手先を使う遊び、何かを作り上げる遊びや、アナログなカードゲームやボードゲームを中心に遊ぶ。 ・子供だけで外で遊ぶのを推奨する(小2以降。主に児童館)。人間関係を学んで欲しい。 関連記事: 学びや成長につながる遊びとは

小学校受験について

小学校受験はもう“上流のもの”じゃない…共働き世帯が選ぶ3つの納得理由とは 小学校受験は、 ・心身ともにタフな子 ・気が強い子 ・早熟な子 ・公立小だと浮きこぼれてしまうくらい知的能力が高い子 ・一馬力でも金銭的に余裕のある家庭(どちらかの親が低学年の子どものケアに時間を使える家庭) に向いていると思う。 逆に向いていないパターンは、 ・繊細な子 ・従順に親の言うことを良く聞く子 ・その時点で同年代に比べて幼い子 ・知的能力が高く無い子 ・両親フルタイム共働きでなんとか私立小の費用を賄える家庭 こういった子は、小学校受験プログラムで歪みやすい。小学校受験でやることは、訓練型の早期教育だから、向いていない子ほど害が大きい。学習レディネスがろくに育っていないのに、親の命令で無理やり訓練するのは、子どもの伸びしろを潰すことになる。なまじ、「親が決めて子どもは従うスタイル」での成功体験をしてしまうと、その後もそのスタイルを踏襲することになり、子どもがいつまでも精神的に子どものままになる。 私立小の大変な子(主に男子)を見てきた経験から書くけど。学習放棄状態の子や、善悪の判断がつかず倫理観が壊れている子が多いんだよね。彼らに邪気は無いのだけど、精神的に非常に幼いのと、倫理観が育っていないため、問題行動を起こす。 また、両親フルタイム共働きで、金銭的になんとか頑張って私立小にいれるのも止めたほうがいいと思う。フルタイムだと学童にいれることになるだろうけど、朝早くから電車に乗って学校へ行き、学校が終わったら学童に行って、18時を過ぎてからお迎えだと子どものストレスが大きい。 個人的には、低学年のうちはなるべく子どものケアに時間を使ったほうが良いと思う。「子どものケアに時間を使える上で、より良い環境で教育を受けさせたい」なら良いと思うが、「二馬力フルタイムで子どもの面倒を見られないから、良い環境に放り込んで子育てと教育を外注したい」という考えなら止めたほうが良いと思う。 医者みたいにキャリア(将来収入)をそれほど犠牲にせずに働ける高所得の職業なら、低学年のうちは仕事をセーブして子どものケアに時間を使う戦略が出来るので、共働きでもデメリットは小さいと思うが、普通の会社員で二馬力フルタイムを続けて、なんとか家計のやりくりができる状態で私立小に入れると、片方が体力的・精神的に働けなくなっ...

電子レンジでルビーを作る

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  参考サイト: 雨の日はルビーを作って・・・ <材料> 粉末酸化アルミニウム 20g 粉末酸化クロム 0.6g シャー芯(2Bか4B) 酸化アルミニウムと酸化クロムはAmazonで購入した。酸化アルミニウムは800g入り、酸化クロムは5g入り。酸化アルミニウムこんなに要らんかったが、粉末で少量のが見つからなかった 金属粉末2種類を、百均で買ったジップ付きの小袋に入れてよく混ぜる。 ヨドバシで買った10ccの磁性B型るつぼ(トラスコ製)に山盛りにして、シャー芯(2B)を中央に挿して、上部飛び出し部分が3-5mmになるようにハサミでカット。 電子レンジ1000Wで30秒。 プラズマ発生したらしく明るく光り、炎もかなり出てびっくりした。 うちのはオーブンレンジなので耐熱性はそれなりにありそうだけど、あれだけ派手に炎が出たら壊れても文句は言えない。 アルミホイルを使うやり方だと、燃えたアルミホイルが飛び散って電子レンジが壊れたケースを見つけたので、アルミホイルは使わないほうが良いと思う。 ある程度冷えてからの様子 茶漉しで取り出したルビー ブラックライトを当てたら光ったので、ちゃんとルビーが出来たようだ。 酸化クロムの代わりに、酸化チタンと酸化鉄を入れるとブルーサファイアになるらしい。 片付けの際、るつぼの底にシャー芯がこびりついていたので洗おうとしたら、るつぼが割れた。 よく見ると、るつぼを溶かしながらシャー芯が食い込んでいた。るつぼの耐熱温度は1100度で、シャー芯は酸化アルミニウムの融点の2072度を超えてるはずなので当然と言えば当然か。一回で壊れるのなら、次からは、るつぼの代わりに百均の陶器お猪口を使おう。 <使用器材> 0.1g単位の計り(料理用のでOK) るつぼ 小皿(るつぼを乗せる) ちいさなスプーン 茶漉し(ルビーを選り分ける) ジップ付きの小袋 <防護アイテム> マスク(吸い込まないため) 実験ゴーグル(金属粉末を触った手で目をこすらないため) ニトリル手袋

光る水(ブラックライト)

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ビタミンB2水溶液(チョコラBBを砕いて溶かしたもの)にブラックライトを当てると、光って格好良い。 ブラックライトはAmazonで1600円くらいで買ったものを使用。部屋を暗くして、ブラックライトの光で探検するのも非日常感があって面白かった。    

令和7年度の全国学力テスト

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令和7年度全国学力・学習状況調査の結果(概要) 令和3年→令和6年での成績低下がニュースで大きく報じられていたので、関連の発表資料を読んでみたけど、令和7年の資料にSESごとの成績分布や、読書と成績の関連といったデータが載っていて面白かったので取り上げる。 算数と数学は成績の格差が大きい。実際の設問を見ると、算数・数学の問題は、単なる知識や計算問題は少なくて、長い問題文を読んだ上でのデータの読み取りや、論理的な理解が求められている。まさにシン読解力が求められる問題内容となっている。 社会経済的背景(SES、家庭の本の冊数が代替指標)と各教科の得点分布では、国語ではシンプルに得点分布が下方にシフトしているだけだが、算数・数学では得点分布のピーク位置に大幅な違いがあり、山の形も異なっている。 国語は、生活言語の延長でなんとなくそれなりの得点が取れる。しかし、学習言語のレベルが低いと、シン読解力が要求される問題形式での算数・数学は壊滅的な成績になる。 他に面白いデータとしては、 読書を好きかどうかは、すべての試験科目で成績にはっきりと比例している。 しかし、実際の読書時間の長さは、成績に比例しない(読書時間ゼロだとさすがに成績が下がるが)。小6、中3という受験学年なので、成績優秀者は勉強時間が長くて、読書が好きでも読書の時間がなかなか取れないのかもしれない。 成人対象のPIAAC(OECD国際成人学力調査)における読解力のデータが引用されているが、2011年→2022年で読解力レベル1以下の「まともに読めない層」が5%から9%にほぼ倍増している。上位層の割合は変わらない。中間層の読解力が崩壊してきていると思われる。今後はスマホネイティブの子どもたちが成人になっていくので、「まともに読めない層」はさらに増加するだろう。 読書状況や読解力についてページ数を割いて分析しているので、文部科学省にも読解力低下への危機感があると考えられる。去年までテストの結果資料には、読解力関連の分析は無い。ただまあ、単に学校で読書を奨励するだけではどうにもならないだろう。実際に、長時間の読書をしている層の成績が良いわけではない。 子どもたちに人気の本のリストを見ると、小学校高学年でも、銭天堂、ヨシタケシンスケさんの本、5秒後に意外な結末、ざんねんないきもの事典などが上位に来ていて、これらの本だと国...

書籍「よみがえれ思考力 ジェーン・ハーリー著」

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30年前の書籍ですが、「幼児・小学生の教育については、これ一冊で良いのでは?」と思えるほどの名著だった。 ・テレビの見すぎによる悪影響(今だったらテレビをスマホ・タブレットに置き換えて同じことが言える) ・発達段階に見合っていない訓練型の早期教育への警鐘 ・親子の愛情のあるコミュニケーションと発達段階に見合った主体的な遊びや体験が認知能力の発達に重要 といった感じの内容。上の私の文章だと、平凡なことが書かれているように見えるが、教育熱心な親ほど、焦ってズレたことをやりがちなので、「子どもに愛情をもって接する。こどもをよく見る。読み書きや計算は子どもの脳が発達して時が満ちるまで待つ」という幼児・小学生の教育の基本を守り、焦らずに子育て・教育をしていくうえでの心の支えになると思う。 もっと早く読んでおけば良かった・・・と思ったが、ある程度育児経験を積んだ後で無いと、内容を咀嚼できなかったかもしれない。

ヘアドネーション

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伸ばしっぱなしだった髪を切って、ヘアドネーションをした。30cmちょっと切ったので、3年分くらいかな。  

夏休み子ども化学実験ショー2025

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去年に続いて今年も行ってきた。 関連記事: 夏休み子ども化学実験ショー2024 受付開始の40分前に到着して、前から100人以内。好きな実験を選べる状況だった。20分くらい後だと一気に列が伸びていた。 参加した実験は、 オーシャンボトル 色素・水と油(保土谷化学工業) オリジナルストラップ レジン(三菱化学) ふにふにボールのマリンドーム アルギン酸ナトリウムと塩化カリウム (三井化学) プラスチック・ラボ プラスチックの分別と植物性プラスチックの作成(BASF) 合間の実験ショーにも参加して、娘にとって密度の高い一日だった。私としてはアルギン酸ナトリウムやレジンなら家でも出来るのでは・・・と思ってしまうが、娘にとっては、制作物が可愛い仕上がりになるのと、スポイトやメスシリンダーといった実験器具を使用出来るのが興奮ポイントのようだ。